議会活動

令和4年 9月定例会 一般質問
令和4年9月10日

観光発展に金沢大学の活用を!

議会や執行部との間合いが少しずつですが変わり始め、知事に特段気を使ったり遠慮したりすることも感じなくなり、石川県政も風通しが良くなってきように思えます。馳知事には職員の声を精いっぱい吸い上げて、正すところ、伸ばすところを間違えないように頑張っていただくことを期待しています。

  • 全国知事会について

    存在意義をどのように捉えているのか。

    知事

    直面する重要課題を議論し、国に地方の実情を踏まえた施策実現を求める。
    能登の頻発地震の対応では住民の不安解消のために強く国に求めるべき。

  • 北陸三県知事との懇談会について

    京都府知事との意見交換の場が必要との提案の意図は。

    知事

    一日も早い北陸新幹線の全線整備は、関西圏とも足並みを揃えることが重要。
    京都での反対運動への対応が大きくのしかかってくる前に、北陸3県の知事が積極的に動くべき。

  • 知事公舎について

    県民の大切な財産、「一度は入ってみたい」との声が大きい。

    知事

    庁内のワーキンググループに様々な利活用のアイデアを出してもらっている。
    かつて入場者数日本一であった人気施設の金沢21世紀美術館との連携を。

  • 北陸鉄道石川線、浅野川線について

    地域公共交通維持へ滋賀県のように交通税の導入を議論しては。

    知事

    滋賀県の動向も注視しながら、国や市町とも連携して、地域公共交通の維持確保に取り組む。
    県は「石川中央都市圏地域公共交通協議会」にもっと積極的に関わるべき。

    地域に必要な大量輸送機関との認識のもと、何らかの対応策を検討するべき。

    知事

    持続性確保のため、事業者や行政、地域に必要な対応を整理する必要がある。
    北陸鉄道石川線の存続には、公有民営の上下分離方式の導入が不可欠。

  • 精神障害者に対する医療費助成について

    精神障害がある方の生活は厳しい、医療費の負担が大きく受診控えがある。

    知事

    助成制度の拡充に向け、全国知事会などを通じて、引き続き国に要望していく。
    すでに全国では精神障害者2級に対する医療費助成が進んでいる。とにかく市町や関係機関との検討の場を設ける必要がある。

  • 金沢大学との連携について

    観光デザイン学類を支援、活用し、北陸3県観光支援発展に活かすべき。

    観光戦略推進部長

    大学の意向を聞き検討していく。
    石川県自らが金沢大学の観光専門学科と密なる連携に努力すべき。

  • 千里浜海岸について

    国連の海洋会議で千里浜海岸が環境問題の事例として取り上げられた。

    知事

    車で相応できる砂浜として次世代に継承していくことが極めて重要。
    馳知事の時代に消滅したと言われないよう、積極的な対応を国に求めるべき。G7教育相会合では関係者にもご覧にいただき世界に発信されることを期待。

  • 金沢競馬について

    ネット売上頼みで、場内での売上げは苦戦、手をこまねいているのでは。

    知事

    競馬振興に関係者一丸となって活性化に向けて、取り組んでいく。
    高知、佐賀競馬の例を見習い、現状打破を目指してもらいたい。ナイター競馬は改めて関係者と議論を行なって、実現に向け努力すべき。

    経営評価委員会では、競馬事業の発展に向けて前向きな議論を行なうべき。

    知事

    活性化策について議論、提案していただくために隔年から毎年開催にする。
    現状では形式的に会が開かれるだけで、役割を果たしているとは言えない。

    劣悪な住環境にあるきゅう舎の早期建替えはすべての関係者の強い願いだ。

    競馬事業局長

    税金の投入を避けるためにも財政調整金取り崩しには慎重であるべき。
    きゅう舎の建て替えは金沢競馬の活性化への「1丁目1番地」の課題であり、できないのでは競馬振興への県の本気度が疑われる。

令和4年 6月定例会 一般質問
令和4年6月2日

薬剤師確保に一手が必要!(知事答弁)

議場での質問は今回で112回目となりました。補正予算には、これまで目が届かなかった新たな政策対応も数多く盛り込まれ、「馳カラー」が際立ち、新鮮味を覚えるものであり、今後の新知事の活躍に益々期待を感じています。執行部の皆さんにも、これまでのように知事の顔色ばかりを気にすることなく、多くの提案を知事にぶつけるなど、思いっきり頑張っていただきたいと思います。なお今議会には404億円余りが計上され、一般会計の総額は6107億円余りとなりました。

  • G7教育大臣会合について

    富山県も誘致を目指しているが、合同開催も考えられるのか。

    知事

    世界に向けて石川県の先導的な取り組みや魅力をPRする絶好の機会。何として誘致できるようしっかり取り組む。そもそも、これまで政府関係の国際会議の誘致してこなかったことが疑問。
    高等教育機関の集積率では、石川県が初めて「日本一の学都」になった。金沢大学を始め県内全ての大学などが何らかの形でG7に関われるよう尽力を。

  • 副知事人事について

    中央省庁からの出向人事のあるべき姿をどのように考えて、二人目の副知事はなぜ中央省庁からなのか、説明しておくべきではないか。

    知事

    中央からの出向は組織の活性化、県政運営の総合力の向上が期待できる。地方から中央に出向者を出すことも重要。女性副知事の選任を今議会で目指す。
    総務部長には、かれこれ50年以上も生え抜きの職員が就いていないことは残念。

  • 知事公舎の活用について

    知事自身は既に、県庁周辺で住まいしており、知事公舎は廃止して、一日も早く県民に広く開放する方策を決めて実行すべきでは。

    知事

    まずは尊経閣文庫の誘致に向けて検討を進める。一般公開や兼六園周辺文化施設との在り方については、知事公舎も当然の柱として考えている。
    知事をはじめ、危機管理に携わる職員や幹部職員の公舎は県庁舎付近に設置することが県民の安全、安心確保に繋がる。

  • 都心軸新交通システムについて

    導入に対する考えを聞く。

    知事

    金沢を中心とした地域公共交通の在り方、関係する事業者の思いを反映した絵図が示されるべきであり、導入の決定についてはその後となる。
    更なる石川発展の礎になるかどうか、費用対効果の検証など多角的かつ多面的な議論を一日でも早く始めるべき。

  • 薬剤師の偏在について

    少ない地域での確保に向けて、一刻も早く手を打つべきでは。

    知事

    極めて重要なことであり、薬剤師会、医療機関、大学など関係機関の意向を確認して、しっかりと取り組む。
    確保対策としては「奨学金返済免除制度」、大学病院等には「地域連携薬剤師枠」、県内大学にも「地域入学枠」を創設することが考えられる。

  • 障害者スポーツの所管について

    本県でも担当部署の一元化が必要では。

    知事

    国会議員時代からのこだわりがある課題。私の思いも踏まえて、今後検討されると考えている。
    支援する側の県行政事務の都合より、できるだけ障害者スポーツ関係者の仕事しやすくなることを優先させるべき。

その他に、初めての「定例記者会見」の感想、「オール石川」の実現に向けての市町との連携では、知事が先頭に立って腐心すべき。県での女性の管理職登用が更に進めば、県内の市や民間企業等への大きな刺激になる。女性管理職の割合は、令和7年16%との目標を掲げているが、より高い目標値を設定すべき。更生保護活動は地域事情に精通した民間の方々の協力が前提であるが、活動の意義をどのように捉えているのか。保護司の人材確保には、県や市町職員の協力に期待する声が多くある。さらに首都圏アンテナショップの強化策についても聞いた。

また公立大学法人理事長に前知事が就任についても以下の通り尋ねた。
「石川県公立大学法人の新理事長に、前知事が就任したが、誰かの顔を見て判断せずに、新知事の『突破力』や『動かそう春の石川新時代』の言葉を信じたい」との投稿が新聞に掲載されていた。この件では、天下りに当たるのではとの指摘があるが、知事はどうお答えになるのか。もちろん前知事の「名誉県民」には少しも異論はないが、つい最近まで県政のトップにいた方が、公立大学法人の理事長に就任すること自体に違和感があるのは、県民のごく普通の印象であろうかと思う。元より、名前だけの役職では許されるはずもなく、前知事が「県庁よりシビアな世界」とおっしゃるならば、有言実行でそれこそ毎日早朝からでも頑張ってもらわなければ、県民には示しがつかないのではないのか。「継承と発展」との関係をどのように理解すれば良いのか、また具体的にはどんな成果を期待しているのかお聞かせいただきたい。

令和4年 2月定例会 予算委員会質問
令和4年2月15日

わずか220軒の金沢市・内川出身の小山陽平選手が、北京冬季五輪アルペン回転に出場。皆さんの大きな声援を!

  • 障害者施策

    自治体における障害者向け水害ハザードマップの作成を進めよ。

    土木部長

    国の交付金など、必要な情報を提供して市町の取組を支援したい。

  • 障害者雇用

    定着率の向上を目指すサポート体制が必要では。

    商工労働部長

    県内3カ所の障害者就業・生活支援センターで相談対応を行なっていく。

    重度の障害者の皆さんが取り残されているのでは。

    商工労働部長

    支援制度の周知や障害者雇用支援アドバイザーの助言を積極的に行なう。
    県のホームページ等で重度障害者を雇用する事業者の情報提供を行なうべき。

  • 新県立図書館

    身体、知的、視覚、聴覚、精神などに障害がある皆さんへの配慮があるべき。

    谷本知事

    文章の児童読み上げ機や筆談用タブレット、司書による朗読サービスなどを用意し、誰もが楽しめるよう工夫を凝らす。
    幅広い皆さんに利用していただき、県民の誇りとなる図書館を期待。

  • 障害者スポーツ

    東京オリ・パラ開催の成果を一過性にしてはならない。

    谷本知事

    関係団体と連携して、裾野の拡大、競技力の向上に向け充実強化を進める。
    障害者競技の普及、競技力向上策や事務局への支援では全国より劣る。

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