■No.261 二重行政の無駄
H24.5.30発


二重行政の無駄

 国の地方制度調査会が、県と政令市のいわゆる二重行政の解消など大都市制度の見直しの議論に着手するとの報道がありました。現在、全国には19の政令都市があり、それらの人口は総人口の2割にまで膨らんでいるのですが、もともと政令市の位置づけというのは曖昧といわれます。
 昨年の大阪府と大阪市の首長選挙の際にも、この二重行政の問題が論点の一つになっていたのは皆さんもご承知かと思いますが、卑近な例を引くと、全国では市内中心部に県と市が別々に体育館を作ってしまうなどの「箱もの行政」の無駄や中小企業向けの産業振興策にも頻繁に見られると聞きます。
 我が県においても県と金沢市の間においても似かよったことが、以前にはしばしばおこなわれていたと感じますし、前の金沢市長さんと谷本知事との連携がどの程度であったかは別として、新幹線対策では、しばらく前までは、石川県と金沢市は、それぞれ別々に様々な対策を創り、施策を展開しようとしてきたように思います。
 もちろん今の時代に許されるはずもないことなのですが、谷本知事には金沢市長も望んでいるトップ会談をはじめ、職員の上下を問わず、あらゆる部局、段階での連携に努力を払い、待望の北陸新幹線開通に向けた対策を始め、様々な課題で精一杯の協力を深めていただきたいと思います。

(H24.5.30)