■No.253 安易な人事
H24.4.5発


安易な人事

 新しい年度に入りましたが、県庁や市役所へ行くと、何となくそれと解る初々しい新規採用らしき職員の姿が見えます。初心を忘れず、いつまでも県市民の負託に応え続けていただきたいと思います。
 さて、3月議会の途中に、病気療養中の山岸副知事から退職願が提出されたのですが、私のように何かあると相談に伺っていたもののみならず、「本当に残念、気の毒」との声が多く聞かれています。いずれにしても、一日も早い回復をお祈りしているのですが、そんな中、後任がとりざたされ、3月議会最終日には、新しい人事が承認されてしまいました。
 今度就任された全ての方は、それぞれ、その立場にふさわしい立派な人材であることに疑いはないのですが、谷本知事自身がそうであったように、中央を含め外部から人材を求めることも一つの手法でしょうし、過去に石川県では、天下りの典型との批判を受けたケースがあったり、今でも70歳以上にもなってもという声も聞きますが、いずれにしろ人事は安易なものであってはなりません。
 かつての副知事が県保証協会の会長に、教育長や保証協会々長を務めた方が新ポストの県立大学理事長に、保証協会常務理事を務めた方が、教育長から副知事に、そして今、仮に教育長が副知事に就任するのであれば、これから教育長になられる方は、将来は副知事などになるのが規定路線なのでしょうか、もしそうであるならば、偶然にも、そのような余人に変えがたい人材が県庁の周りには大勢いらっしゃったという幸運が続いたということなります。しかし、一方では「たらい回し人事」との声があるのも事実です。もちろん、議会の判断も仰ぐわけでありますから、問題はないということなのでしょうが、せっかくなられた方が遠慮なくその能力を発揮できるためにも、全ての県民が納得するような人事に心をくだくべき」であると思うのですが、皆さんのご意見はありませんか。

(H24.4.5)