■No.244 鳥獣被害
H24.1.13発


鳥獣被害

 2012年を迎え、皆様方にはご壮健で、お過ごしのことと存じます。
 現在の日本は、国内外とも多難を極めていますが、少しでも良い年になりますよう期待しているところです。
 話は変わりますが、近年、全国的に野生鳥獣による農林業被害が深刻な状況となっており頭を悩ませているのですが、石川県でも、平成22年度の被害額は8千万円余りにものぼり、対策が急がれていると聞きます。
 ちなみに、私も時々秋から冬になりますと、金沢市郊外にある「熊じろう」さんに、知人とともにお邪魔をし、熊や猪を賞味することがあるのですが、クマ、サル、イノシシなどによる被害対策には、農作物を守るための防護対策と個体数の調整のための有害駆除との2つの方法があるそうです。すでに石川県では農林業鳥獣害防止連絡会を立ち上げて、さらに県下市町にも協議会を設置して対策を進めようとしていますが、そのための交付金や有害鳥獣捕獲に対する補助金については、「急がれる対応のためには足りない」との声がでているようです。また、イノシシ肉の利活用策については、国においても流通基準はなく、石川県の検討会での安全な食材にむけての独自のガイドライン作りや、また県による一日も早い処理施設の設置が必要と思われます。
 さて、駆除については猟友会の皆さんに頼るところが大きいのですが、悩みの種は高齢化や石川県内では大口径つまり大型弾を撃てる射撃場が整備されておらず、免許取得は金沢でもできるのですが、更新にあたっては岐阜県までいかねばならず、それも年間32名しか受け入れられないそうです。それにより、三年ごとの更新をあきらめ、現在700人いるという会員も毎年減少していると聞きます。ちなみに、鉛散弾の飛散を防止し資源化するなど、環境に配慮した次世代型の射撃場が石川県にも必要と考えるのですが、医王山スポーツセンター内の射撃場を改修するのも一案であると思います。いずれにしても、人材養成策と猟友会との連携の強化を行うことこそが、必要になってくると思いますが皆さんはいかがお考えになるでしょうか。
 

(H24.1.13)