■No.222 子ども貧国
H23.5.27発


子ども貧国

 ある新聞に掲載されていた「子ども貧国」という連載記事を、皆さんはご覧になったでしょうか。私は何度も読み返しましたが、とても豊であるように見える日本の国でも、ごく普通に、それこそ数限りなく経済的な面での読んでいてもつらい話が、存在することが理解できます。 もちろん日本より貧しい国は、世界中はいくらでも存在しているのはいうまでもありません。この連載記事の中の話では、「教師が子どもを貧困から救えるわけがない。でも、困難に立ち向かう勇気や自信は与えられるかも知れない」という言葉が特に強く印象に残りました。
 さて、今年の選挙の最中にも、多くのお母さんたちから、子どもの医療費がかかりすぎて困っているという嘆きの声を聞きました。これまで石川県内では、いち早く川北町が、中学3年生までの通院、入院費の無料化を実現しており、能美市でも18歳までの通院、入院費の無料化実現を発表しており、子どもの医療費の支援拡大の期待に対しては、次第に多くの市・町が対応し始めています。 過去の先般の知事や部長は、突き放したように基本的に市町村の仕事にすべきという議論がある、もう一度国全体として子育て支援を考える必要がある逃げと思われる答弁を繰り返しているのですが、少なくとも県内の市町の間でバラツキがあるのでは、県のリーダーシップが問われるのはあたりまえです。 私は「子ども貧国」などという言葉は、この世の中から無くさなければならないと思いますが、子どもへの医療費の支援のあり方もそのための大切な課題であります。
 

(H23.5.27)