■No.208 平成23年度当初予算要求
H23.2.9発


平成23年度当初予算要

 新年度の県の予算編成については、すでに経済・雇用対策や主要プロジェクトなどで所要見込額の要求は可能であっても、その他は前年同様の厳しいシーリングの方針が全庁内各部署に出されていると聞いています。もちろん現在の県財政がとても厳しい状況にあることは充分に承知していますが、県民の生活に大きな影響を及ぼす新年度の予算編成にあたっては、喫緊の課題である経済・雇用対策は必須であっても、将来を見据えると、例えば、これまで地道に取り組んできた伝統文化の承継やスポーツ振興策など、将来の県政発展に寄与する事業についても、積極的に予算の計上が必要と考えるべきと思います。
 また、自分のところで作った予算を何故「仕分け」をするのかという疑問の声が多く聞こえているのですが、政府の行政刷新会議では、昨年11月15日から18日にかけて過去に仕分けた事業の廃止判定の実行状況などを再検証する「再仕分け」を行ないました。具体的には、一昨年の「仕分け」でいったん「廃止」となった知的クラスター創成事業が地元の強い要望を受け、文部科学省では新プログラムを創り事実上継続したのですが、看板の掛け替えの「ゾンビ事業」であるとして再び「廃止」に、また、北陸の繊維産業の活性化を目的に設置された「北陸三県繊維産業クラスター協議会」が実施している「地域企業立地促進等補助事業」が「予算計上見直し」との判定が下された他にも、多くの事業予算が「廃止」、「計上見送り」、「削減」等といった結果となりました。
 再仕分けの結果により、これまで国の補助事業で実施されてきたものが、県単独補助事業に移行せざるを得ないなど、本県財政にも少なからず影響がでてきます。国の迷走とも言えるこんなことがいつまで続くのか,大変心配になるのですが皆さんはどうお考えになるでしょうか。

(H23.2.9)