■No.200 景気と雇用
H22.12.21発


景気と雇用

 日本銀行金沢支店が11月に発表した「北陸の金融経済月報」では、製造業の生産は増加ペースが鈍化しつつある、先行きについても一部政策効果の減少や輸出鈍化の影響があることなどから、北陸の景気は、持ち直しの動きが弱まりつつあるとのことでありました。
 また、10月現在の雇用情勢を見ますと、有効求人数は前年同期比で6ヶ月連続増加していても、有効求人倍率は0.62倍と低水準で推移しています。
 12月議会での補正予算には、正規雇用に向けた学卒未就職者等に対する研修と企業インターンシップを実施する事業が盛り込まれていましたが、景気が回復すれば、雇用は必然的に連動するのは当然です。
 一方、石川県では、中小企業の資金繰りを円滑にするために、経営安定支援融資資金を今年度大幅に増額して対応していますが、県内の中小企業者からは、年末に向けた資金繰りを心配する声が数多く聞こえていますので、資金繰り悪化による倒産が急増するのではと危惧しているのですが、転ばぬ先の杖としての支援や早急かつ強力な金融機関への要請が必要と考えます。
 また「産業革新戦略2010」では、本県が誇る豊かな地域資源に「質の高い伝統工芸の技」や「食文化」をはじめ「もてなし」や「ものづくりへのこだわり」などをあて、これらを活用した感性価値の高い新商品・サービスの開発や販路開拓等を行う事業者に対し、「いしかわ産業化資源活用推進ファンド」等を活用した支援を行っていくとしていますが、地域産業資源を活用した特産品開発や販路開拓等を行う中小企業に対しての現在の支援内容では使い勝手が余り良くないとの声もあり、この際、内容の更なる拡充について考えなければなりません。皆さんはどのようにお考えになるでしょうか。

(H22.12.21)