■No.202 金沢フィルムコミッション
H22.12.30発


金沢フィルムコミッション

 活力ある石川作りに向けて、観光振興はきわめて重要な分野であり、石川県では観光行政の指針である「新ほっと石川観光プラン」に基づき、多方面で数多くの事業展開がなされています。
 そんな中、最近地元との関連が深い、八田与一さんや高峰譲吉博士の生涯を描いた映画が制作されたり、石川県を舞台にしたドラマ制作や豊富な歴史、伝統芸能、文化面の財産がロケに利用されることも多くなっています。
 映画、テレビドラマ、CMなどの撮影を誘致し、我が町が舞台になることは地域のPRにも繋がり、特に豊富な観光資源を持つ石川を全国へ視覚的に発信するためにはとても有効な手段であり、さらには産業や文化の振興、地域づくりのためにも貢献できるのではと考えると、長期的な視点で、官民上げての協力体制を構築すべきです。
 さて、コーディネーターに望まれることは、地域の売り込みばかりに奔走するのではなく、映像制作チームが専念できる環境作りであり、撮影ロケを円滑に進めるために調整役として行政や地域とのパイプ役となる黒子的組織とスピードを持っての対応力であります。
 現在、石川県では、この任には金沢フィルムコミッションがあたっているのですが、地域を活性化させようというこの動きは、最近急速に日本各地で広がりを見せており、平成22年4月の時点で、全国組織であるジャパン・フィルムコミッションに加盟している数は100を越え、すでに厳しいロケ誘致合戦を行っているます。
 今後、地域間競争は益々厳しくなってくることが予想されますが、今一度、金沢フィルムコミッションの役割が認識され、県の強力な下支えにより、さらに高いレベルの組織となり、時にはわが町では何が最も大きな魅力であり、どこが足りないのか、今後のイメージアップ戦略の指針探しの役割をも、この金沢FCがその一端を担えるようになるべきとも考えます。

(H22.12.30)