■No.201 IT企業振興
H22.12.27発


IT企業振興

 今年の春、かほく市の富士通ITプロダクトでは、2番目ではなく世界最高速の演算能力をめざす次世代スーパーコンピューターが製造されるというニュースが流れていました。
 「富士通IT」といえば「PFU」ですが、石川県の人口当たりの情報サービス産業の集積度では、東京、大阪、福岡に次いで全国第4位にあり、同じ北陸の富山、福井の両県も全国的には平均より上位にあることを考えると、まさに北陸は全国有数のIT産業の一大集積地であるといえます。
 さて、北陸でのIT産業のスタートは、宇ノ気町のコンピューター製造会社であった「ウノケ電子工業」が創業された1960年ですが、その後社名を現在の「PFU」に変え、イメージスキャナー製造では世界の最大手企業に成長しているのはご承知のとおりです。
 そして、石川県のIT技術が、そこを出発点として今日まで躍進してきたことを振り返ると、この歴史的系譜を今後も大切にしなければならないと考えますが、わずかに現存していると聞くスタート当時のコンピューターもどこかしかるべき場所で展示され、子ども達や学生さんに見て、触れることができればと思ったりもいたします。
 いずれにしても、石川県内では、今日まで多くのIT企業が誕生し、そして有力な企業に成長して、地元産業の発展と人材の育成などに大きな貢献をしてきたのは確かなことです。
 この北陸での集積度の高さを活用し、今後も本県の経済の発展に繋げる努力をすべきであると考えます。

(H22.12.27)