■No.190 女性医師を増やせ
H22.10.20発


女性医師を増やせ

 いずれは医療体制の崩壊につながるのではと心配されている医師不足問題に、今最も期待が大きくなっているのは医師国家試験の合格者に占める割合が平成12年以降30%を超え続けて、さらに、これからも伸びそうな勢いの女性医師の存在とその処遇です。
 女性医師の場合、長時間労働や不規則な勤務形態など出産・育児との両立が困難な勤務環境が避けられず、キャリアの中断や変更をよぎなくされるケースがこれまで多くみられました。
 したがって、個々人の働き方に応じた環境作りを目指すことこそが一番大切なことでありましたが、具体的には「多様な保育施設の充実」「短時間勤務の導入」「他の医療職との役割分担と連携」など、様々な支援体制を充実させることにより、復職については地元出身の医師はもとより県外からの流入も期待ができるのです。
 すでに石川県では、厚生労働省の「医療人材確保ビジョン」に応えて、女性医師確保に向け、県医師会に委託する形で「支援センター」が設置されています。
 今後は県立中央病院においても、具体的な取組が期待されるのですが、金沢大学付属病院など公的病院がイニシアチブをとっての行政との連携協働を進めることや行政から民間病院に対して取組の促進を進めることへの支援策が必要と感じます。
 いずれにしても、これからは頼りになるのは女性医師であり、そのための支援体制を作るのは当然あってしかるべきであると思いますが、如何でありましょうか。

(H22.10.20)