■No.179   H22.7.27発


マニフェスト

 昨年6月に、マニフェストや沖縄問題のみならず、すべての発言が大きくぶれ続けていた鳩山首相がとうとう辞任してしまい、これでは自民党からの政権交代は一体なんのためであったのかと思ったものでした。
 しかし、あにはからんや鳩山総理の小沢幹事長を道ずれにした辞任は、その後の菅内閣の人気には大きなプラスとなり、一転、内閣と民主党への国民からの支持率は跳ね上がり、そのため自民党への支持率は相変わらず低いものでありました。
 そして、今年6月には参議院選挙を迎えたのでありますが、昨年の総選挙で国民に約束した民主党のマニフェストがどれもこれも、実現から程遠い現状への落胆、怒りはあるものの、それでも自民党にとっては厳しい戦いが予想されました。
 結果的には、菅総理の消費税値上げに関する不用意な発言によって、雰囲気はがらっと変わり民主党は自滅してしまったのでありますが、あらためてマニフェストというものは、まさに「両刃の剣」であり、繊細なものであると感じたところです。
 さて、石川県の谷本知事も知事選挙前から「中央病院の建て替え」や「県水の送水管の2系統化」など、県民から期待が大きい公約を発表していたのですが、 これらの事業は多くの財源を必要とするものであり、目的のみならず財源が明確でなければならないのはいうまでもありません。
 マニフェストに書いてあった「生活先進県いしかわ」をカタチにするという「最重点課題の2つの柱や目指す5つの方向」などには、知事のこれからの県政に懸ける思いが凝縮されているのでしょうが、谷本知事には、マニフェストの実現に対する責任の重さを充分に考えながら、実現への意欲を込めて、これからさらに頑張ってもらわなければならないと思いますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。


(H22.7.27)