■No.148   H21.9.30発


 ブランドというと何となくぞくぞくするかたが多くいらっしゃるかと思います。
 お若い女性の方のみならず多くの人はバッグやネクタイのことを思い出しがちですが、本当の「ブランド」が示す意味は識別や区別してもらうための手段のことであり、 たとえ対象は何であれ、その意味や価値・特産を伝えることによって、顧客に選択され続ける仕組みをつくり出すことにほかなりません。
 そんな中、全国では最近、地域活性化の切り札として、特産品や観光地といった地域資源をブランド化しようとする試みが活発になってきているのです。
 すでに、各地方でのこの試みは、地域固有の自然、歴史、文化、伝統の再発見といった動きとなっており、 地域の再生や振興のための新たな手段となった例が全国には数多く存在しているようです。
 一方、国では商標法を改正して「地域団体商標」の登録制度を2006年に導入、翌07年には中小企業地域資源活用促進法を施行するなどして、 農商工連携を前提とした地域ブランドづくりの後押しをしています。
 その結果「地域団体商標」の登録件数は2009年5月現在、全国で426件にものぼっているそうです。
 また全国の自治体では、専門の部署を設置し、組織横断的に地域全体のブランド化に取り組み始めているところもあると聞きます。
 しかしブランドというものは、一朝一夕にできるわけがありませんし、ましてや地域ブランドはなおさらであると思います。
 今まさにその「構想力」が問われていると思うのです。
 最近石川県では特に力を入れられているぶどうの「ルビーロマン」が脚光を浴び始めていますが、もっともっといろんなブランド探索に頑張って欲しいと思いますが、皆さんはいかが思われるでしょうか。

(H21.9.30)