■No.128   H20.2.10発


 昨年、大手建設機械メーカーの 「コマツ」 が金沢港大浜地区での大型プレス機械工場に引き続き、隣接する粟崎地区において、新工場を建設することを発表いたしました。県内への経済的波及効果は大変大きいことが予想されますが、その影響は広く関連企業にも及び、本県産業全体の活性化並びに高度化にも貢献するものと言われています。
 また、報道でしか知る由はありませんが、今回の新工場が粟崎地区での用地において占める部分はわずかといってもよく、空地にはまだまだ余裕があり、「ここには将来関連下請け工場等が多く集まってくる」 とのコメントがコマツの幹部からあったと伝えられていました。
 今後、県内及び全国から多くの工場がこの地に集積することに期待するところ大ですが、一方心配されるのは、仮に県外から下請け企業が進出してきた場合は、地元関連企業と競合し、圧迫することにはならないのかということです。更に、現在県内企業が集まっている、例えば、小松市や白山市から工場が移転するということになると、逆に小松市や白山市では空洞化が進み、これが問題になるのではということです。したがってこれらの事については、県がきちっと交通整理をしながら、一方で各種の支援を行うことにより出来るだけ多く関連工場の誘致を図っていくと言う事が重要です。
 いずれにしろ、大変景気が良いといわれる世界に冠たる「コマツ」が、石川県内で当面頑張ってくれることは本県の経済のためにはとてもありがたい話です。今こそしっかりと支援態勢を構築しておくことが大切であります。大いに期待をしたいと思います。

(H20.2.10)