■No.125   H20.1.8発


 新年明けましておめでとうございます。今年一年、又お世話になりますが、どうぞ宜しくお願いいたします。
 さて、石川県にとって今年は、台湾便が就航するなど航空行政で大きな変化が起こる年になるかと思います。
 その背景には昨年5月にアジアとの交流拡大を目指してまとめた「アジア・ゲートウェイ構想」により、地方空港への外国航空会社の乗り入れの原則自由化になったことがあります。
 このことにより、国際線を受け入れる設備がすでに整っている小松空港など全国で23の地方空港については、申請をすれば暫定的に路線開設を許可し、相手国との航空交渉を経て正式に承認されることになりました。
 そんな中、昨年11月に日本と台湾間の航空交渉において、小松空港と台湾との定期便就航についての合意がなされ、早々と6月1日にはエバー航空による定期便開始が伝えられていることは、関係各位のこれまでのご支援、ご努力の賜であると、深く敬意を表したいと思います。一方、昨年「微笑みの国・タイ」との定期便化を求める県使節団に対し、タイ政府側が航空交渉の議題に載せると明言したことで、定期便実現化への期待が一気に膨らんだ感があります。しかし、タイ国民の一般的な経済力を考えると双方向の利用については将来的にも多少不安があります。  したがって、旅客便を利用しての貨物輸送、つまりタイの花、フルーツなどを小松で受け入れ、全国に送り出すことにも力を入れることが重要になると思います。いずれにしろ、各方面からの情報を県がしっかりと分析をした上で、早期の条件の有利な航空会社のしぼりこみが必要かと思います。
 また、航空自由化となったことにより、これまで以上に新路線誘致にはずみがつくのではないかと思います。しかし、これまでの県の取り組みは、今一つイニシアティブをとる姿がみられなかったような気がしますが、これからは新規航空路線開拓のため、議会をはじめ関係各位の協力を得ながら、谷本知事も積極的に国や航空会社への働き掛けるべきと思います。
 更に小松―成田便についても、成田、関西と中部国際空港の利用者が東アジア方面を除いて成田に移行した場合、成田便の利用者は年間約11万人になると推計され、現在1日1便を二便化した場合でも、採算ラインとされる搭乗率70%を達成できることが県の調査発表がありました。ご承知の通り、二便化に対する期待の声は大きいのでありますが、2009年度末に予定される成田空港の発着枠拡大時に向けて、引き続き、 粘り強く国土交通省や航空会社への積極的な働き掛けを行っていく必要があると思います。  今年が小松空港や能登空港が日本海の基幹空港として、より発展する飛躍の年となるよう期待したいと思います。

(H20.1.8)