■No.122   H19.12.10発


 最近、43年ぶりに実施された全国学力テストのことが話題となりました。元々のその目的は、現在の教育現場の問題点を洗い出して、これからの改善策につなげることが狙いだったとのことです。しかし皮肉にもその結果、データから浮かび上がってきたのは“地域”と“経済力”による格差だったと言われています。そんな中、発表によりますと石川県内の公立学校の結果概要では、小学6年生、中学3年生における2教科とも平均正答率が全国平均を上回ったとのことですが、県民は、このテストの意義と結果についてどのように皆さん感じられているのでしょうか。一度、ぜひ皆さんにもお聞きしてみたいと思っています。
 さて、文科省では都道府県教育委員会に対して「序列化につながる」として個別の市区町村や学校ごとの成績は開示しないよう求めていましす。しかし、県内では開示のあり方を巡って対応が分かれたようでした。新聞によりますと、中でも金沢市は全国でも“開示派”の筆頭格であったといわれ「金沢市の成績については市民も興味があるはず」との見解から、即日公表、ホームページにも詳細な結果を掲載するという話もあったくらいだそうです。ちなみに、35人そしてもっと少ない方がいいという、1クラスの少人数学級化への要望が各方面から何度も出ているのはご承知だろうと思いますが、この学力テストの結果だけを見ますと金沢市での正答率が県平均を上回っています。したがって皮肉にも県内では、多人数学級の生徒の成績が良かったことになります。この点については、どのように分析すればいいのでしょうか。このことも機会がありましたら、教育委員会をはじめ関係者にお聞きしてみたいと思います。さて皆さんはどう思われたでしょうか。

(H19.12.10)