■No.117   H19.10.20発


 10月に入りようやく涼しくなってきましたが、この夏、金沢の街を歩いていましたら、確かに外国人の往来が目立った気がいたしました。これは近年のVJC(ビジット ジャパン キャンペーン)の効果もあり、東京や大阪など大都会だけではなく、地方である石川県を訪れる外国人観光客が増加したものと推測されます。ご承知の通り石川県は小松・能登の2つの空港と金沢港を抱え、加えて、JRや高速道路との距離も近く、外国人観光客を誘客するには非常に有利な状況にあると思いますが、その利点はまだ十分には活かされていないようです。一方、最近の旅行形態では個人旅行が増えてきたといわれますが、まだまだその大半がパッケージツアーとなっており、ほとんどの場合日本語のできる添乗員が同行しているとはいうものの、日本人が外国へ行ったときのことを考えても、旅行客にとって言葉の問題は結構面倒な問題です。
 しかしながら、特に地方、ご他聞にもれず本県でも観光地やホテル・旅館においては英語・中国語・韓国語等の外国語を話すことができるガイドや従業員は少なく、折角石川県を訪れた外国人観光客に対して、石川県や金沢市の優れた特色を十分に説明できないことは、結果的に街の印象を左右することまでにもつながり、時には観光客を失望させることに繋がりかねないと考えます。
 したがって、これからは石川県内にある観光関連産業やホテル・旅館の通訳としての日本人観光ボランティアの養成講座を設けることや必要なときにガイドを派遣する制度がどうしても必要になってくるような気がします。観光関係の皆さんはどのように考えておられるのか実情を一度聞いてみたいと思いますが、いずれにしろ県や金沢市当局の積極的な後押しを期待したいと思います。


(H19.10.20)