■No.103   H19.1.20発


 石川県では、早ければ2014年に予想される北陸新幹線の開業という大きな環境の変化を控え、現在の小松・能登2空港をいかに有効に活用するかは、地域間競争に打ち勝つための大きな鍵であると感じています。
 ご承知の通り、小松空港は北陸の中心的な空の玄関であることは論を待たないところでありますが、そのことを一層明確にするためには小松空港インターの設置が何よりも優先されるべき課題であると考えます。
 また、かさ上げ工事も終わり、燃料を満タンした大型機も利用できるようになり、ヨーロッパやアメリカにもノンストップで行けるようになった新滑走路は、すでに供用開始がなされ、さらに今年度は駐機スペースの拡充も見込まれていると聞きますが、これらをどのように生かすのかも、大きな課題の1つであります。
 さらに、ドル箱便といわれ、これまで度重なる増便が行なわれてきた羽田便については北陸新幹線開業を機に大幅に減便されるとの予測があり、「県空港あり方検討会」でも羽田便の飛行時間の短縮や新規路線開設などを課題に上げる意見も多いと聞きます。特に必要となるのは、国際線の開拓であると思いますが、 すでに具体的な動きがある台湾やタイへの定期便の話もあり、その布石となるチャーター便の就航と石川県をはじめとする北陸からの海外への送客対策などには、今後一層取り組んでいくべきです。
 さて、話は変わりますが、現在の日米両国の事情もあり、在日米軍機の訓練を小松基地に分担移転する問題がありましたが、国と小松市が合意される過程において谷本知事はどのような役割を果たしたのか、今一つ知事の顔が見えなかった気がいたします。
 さらに、能登空港については多くの方々の努力によって順調に推移しているというものの、将来の不安払拭のためには、引き続き県挙げての努力を惜しんではならないと考えます。搭乗率の確保と交流人口を増やすための具体的な取組みについてこれから皆んなで知恵を絞らなければなりませんが、 どの課題も知事を先頭に国会議員の皆さんの力をお借りしながら、さらに積極的に取り組んでいかなければ都市間競争に打ち勝つことが出来ないと思います。皆さんはいかがお考えになるでしょうか。



(H19.1.20)