■No.95   H18.11.15発


 千里浜海岸の侵食が話題となってから、もう随分年月がたっています。
しかし残念ながら、今のところこれといった手を充分に打つことが出来ていないと多くの方々が感じているようです。
 自民党石川県連の政調会では、先般も現地視察を行い侵食の深刻な現状を確認したところですが、参加者からは異口同音に対策の早急な必要性が示され、 地元の方々からは「神頼み」という悲痛なまでの声が聞こえていました。
 今更言うまでもなく、車が走行可能な海岸としては、日本では唯1つ、世界でも2,3の例しかなく、正に、世界の千里浜といっても過言ではありません。 また、国の内外からの観光誘客の大きな目玉となってもおかしくない観光資源であるこの海岸の保全については、現在、県でも技術的な対策を議論するための検討委員会を設置していますが、 抜本的な対策には大きな予算を伴い、やはり国の支援を受けながらこの貴重な財産を守るにはどうするかという研究や各方面への働きかけが必要と思います。
 すでに、小松海岸や片山津海岸では、国の直轄海岸に格上げされて整備が行なわれているのですが、知事は「千里浜」についても同じように国に働きかけ、 本県の貴重な自然財産を守るべきと考えます。
 また、10年間で12メートルも侵食されている現状を見ると、当面の対策も滞ることなく行なうことも必要であると思いますが、 検討委員会における議論をこれからさらに注目していただきたいと思います。


(H18.11.15)