■No.89   H18.9.10発


 近頃の日本では、引きこもりやニートのことが大きな問題となっており、マスコミ等でも時々取り上げられているのは皆さんも ご承知の通りです。
 一方、不登校も大変深刻なのでありますが、先日の新聞によりますと全国的には減少傾向にあり、少しは落ちついている状況のようです。 しかし、児童生徒の不登校への対策は非常に重要であり、文部科学省でも不登校高校生の約36%が結果的に中退している状況を深刻に受け止めています。
 石川県では、これまでに全国的にも稀と言われる県立で6ヶ所もの不登校高校生を受け入れる適応指導教室が設置されており、 さらには県立以外でも各市町で設置している所もあるのですが、今年新たに、廃校を利用した「やすらぎ能登教室」が能登町で設置されました。 合わせて7ヶ所となったのですが、これでほぼ県内全域を網羅し、また通学時間はそれぞれ1時間以内となり、 加えて希望があれば小中学生も受け入れてもらえることは、どこの県よりも一歩踏み込んだものであり、高く評価されるべきものです。
 今後、どんどん複雑になってくると思われる社会状況の中、解決方法に決め手もなく課題はまだまだ山積だと思いますが、 まず不登校にならせないことが一番大事であり、不幸にも不登校になった場合は、子供達が安心できる居場所を提供し、 適応力を育てることを目的とする適応指導教室に全ての子供達を通わせることが大事です。 そして一日も早く子供達が本来通うべき学校へ復帰し、卒業はもちろん、進学までも目指すことなど、これからの成果に期待したいと思います。


(H18.9.10)