■No.71   H18.2.28発


 私は、商店街の電器屋(今は廃業)の息子(長男)でありますが、そんな関係もあり今でも平和町大通り商店街や円光寺・山科振興会、 泉が丘商店街などの顧問を務めさせていただいています。
 しかし、最近、地域商店街がどんどん廃れていくのを見ていると、とても残念な気がしています。郊外に進出する大型商業店舗や区画整理事業等での商業施設の集積は、 モータリゼーションの進展とともに益々進み、その影響によりこれまで住民の台所として、さらにコミュニケーションの場として、大きな役割を果たしてきた地域商店街の経営状況は先細りの 一方であり、そこへいけばハヌケ状態が目立つ元気がない感じがします。
 また、まちづくり三法、つまり中心市街地活性化法、改正都市計画法、大店立地法が制定されて以来、今年で8年目になるのですが、これまで様々な取り組みがあったにもかかわらず、 金沢の中心市街地の衰退は一層深刻になっていますし、全国でも同じ傾向だろうと思います。
 このように中心部や地域商店街は苦労しているのにもかかわらず、今年、金沢駅東口での大型ファッションビルの開発では、香林坊大和やアトリオの規模に匹敵する商業ゾーンが生まれると 聞きます。しかし、金沢市、及び周辺地区でのオーバーストアと思われる状態を考えると、これでは現存の商店街との共存共栄が果たして図っていけるのかと心配をするのであり、 現在のまちづくり三法にしても少なくとも金沢市においては、間違っていたのではと疑問を感じるのは私一人だけではないと思います。
 現在、聞くところによると商店街の間では活性化のための様々な「連携」があり、新たに合併により再組織化をして地力強化を図ろうという動きもあると言いますが、 県においても地域商店街の再生振興のための一層の支援、工夫が必要です。
将来のまちづくりにも大きく関わる問題だけに、今こそ何とかしなければならないと思いますが、皆さんいかがでありましょうか。


(H18.2.28)