■No.58   H17.10.20発


 スポーツの秋を迎えましたが、最近はシーズンを問わずというのが本当のところです。
 さて、建設が予定される県総合スポーツセンターには多くの期待がかかるのですが、一番大切なことは誰もが身近に、気軽にスポーツに親しむことができる環境を整備することです。
 また、大リーグの松井選手はじめ県出身者や日本を代表するトップアスリートの活躍は、石川県民に刺激を与え元気をもたらしてくれることは、いまさら言うに及びません。 本県も国体では3年連続20位台という成績が続いており、8月に行われた北信越国体では昨年を上回る好成績、先日終わった夏季国体でも奮闘が目立っているのであり、 この勢いが締めくくりの秋季国体での活躍につながることを大いに期待したいと思います。
 もちろん、近年の好成績は、選手自身はもちろん、それを支える競技団体のたゆまぬ努力の賜物であると思いますが、さらなる競技力の向上を目指すためには、 石川県体育協会や石川県のバックアップ、そして、新たな競技力向上策が必要です。
 さらに、選手強化を図るうえでは、施設整備は当然、重要であることは申し上げるまでもありません。
 しかし、9月末で永年にわたりレクリエーションの場として県民に親しまれ、そしてスケート、アイスホッケー競技に利用されてきた民間のアイススケート場が閉鎖されることになり、 競技団体の関係者からは練習場探しに苦労しているという話がありました。
 県の積極的な対応が必要と思いますが、このアイスアリーナや、すでにほとんどの県にはある室内の50Mプールなどは、本県でも整備されるべきと考えます。
 さて、東京オリンピックを契機に日本体育協会がスポーツ少年団の結成を促し、その拠点として全国に建設した青少年スポーツセンター、本県では、 医王山スポーツセンターでありますが今年30周年を迎えたとのことです。今日まで、このスポーツの殿堂は、県民のスポーツニーズに応えるべく一層の充実が図られてきたのであり、 ライフル射撃競技などの競技力の向上にも大いに寄与してきました。さらには「誰にでも親しまれ、いつでもスポーツを楽しめる」を目標に掲げ各種スポーツ教室の開催、 ニュースポーツの普及事業などの他、野外で自然とふれあうキャンプ教室や親子スキー教室など、医王山の自然環境を生かした体験事業を展開し、 その利用者の数は、開所以来170万人を超えたと聞きます。
 私も、大きかったその役割を評価しているのでありますが、これからも生涯スポーツの普及と青少年の健全育成の場として、広く県民の皆さんに愛される視点での制度が必要と考えます。 具体的にはさらに幅広い分野での活用のためにも、充分利用がはかられていないと思われる多目的広場を芝生張りとし、サッカー・ラグビー場等にも使用できれば、 現在ある合宿施設などの利用も大いに進むと考えますが、今後の前向きな整備方針を期待したいと思います。


(H17.10.20)