■No.50   H17.8.10発


 自民党憲法起草委員会(委員長は、森 前首相)が、8月1日に第一次起案を公表し、いよいよ憲法改正が本格化してきました。現行の日本国憲法が施行以来58年経った今、「自衛隊のイラク派遣をはじめ国際貢献活動」など、憲法条文と現実との間にギャップがあると考える人は多いのでありますが、「米国からの押しつけ」という論議は別にしても、世論調査からは9条も含め憲法改正は国民の多くから容認されていることが理解できます。
 しかし、現行憲法で表現されている「平和の希求」「戦争放棄」「国際社会への信頼と強調」などについては、異論をはさむ余地はないとしても、「安全保障」や「地方分権」について、さらには前文に「国を愛する」という文言を入れるなどについては意見が分かれる所であります。
 国民投票法案が成立すれば、国民一人一人の判断が仰がれることになりますが、いずれにしろ、かつて一度も修正されたこともなく、そう度々あるはずもない憲法を新たに作るという歴史的事業に携わる方々には、ぜひ使命と情熱を持って取り組んでいただきたいと望みたいと思うのですが、皆さんはどうお考えになるでしょうか。


(H17.8.10)