■No.43   H17.5.10発


 皆さんご存知の通り、介護保険料は40歳以上の国民すべてが支払うことが原則であり、65歳以上になれば認定度数によって介護サービスを受ける事が出来るようになっています。
 ただし、在宅介護では、おおむね公平にサービスを受ける事が出来ると思いますが、反対に施設でのサービスを希望する方々にとっては必ずしも公平だとは言えないのが現状です。 なぜなら、施設でサービスを受けたい方はほとんどが特別養護老人ホームへの入所を希望されますが、県内ではどの施設も空きは少ない上に、入所待ちもかなり多く、 それ以外のグループホーム・老人保健施設・介護療養型病院などの施設も同様の状況であり、施設が受け入れてくれるまで自宅で待つという事はお年寄りにとって大変つらいと思います。
 したがってもう待てないというお年寄りは、有料老人ホームに頼ることとなり、経費の負担もかさみます。
 また、特定施設である有料老人ホームにおいては夜間介護を受けることが出来ますが、それ以外の施設では、在宅介護としての夜間介護しか受けることが出来ず、介護保険の金額はさらに高額となります。
 たしかに国・県や自治体が負担をする公共・福祉施設等をこれ以上作るのは、限界があると思いますが、石川県内には特定施設の指定を受けている有料老人ホームは少なく、 金沢市内にでさえ、わずか3カ所しかないという現状をみると特定施設の指定を受けている施設とそうでない施設の違いを金沢市などが本当に理解して指定を制限しているのか疑問も感じます。
介護保険受給者が少しでも平等に施設を利用出来るようにするには、特定施設の指定を受けた有料老人ホームを1つでも多く増やすことが今の時代にあった民の力の活用ではないでしょうか。


(H17.5.10)