■No.27   H16.10.1発


 数えるときりがない程、アテネオリンピックやパラリンピックでのメダルラッシュに日本中が大いにわき、石川県出身のソフトボールの坂井選手や野球の村松選手の大健闘にも感動したのは、まだ記憶に新しいところです。
 かつては、クーベルタン男爵の言葉のようにオリンピックは参加することに意義あると言われましたが、日本の経済と同様にここしばらくの間、不振を囲っていた日本のスポーツ界が見事に復活したことを見ると、厳しい経済状況が続く中、少々自信喪失気味であった日本人に、やれば出来るという自信を取り戻させてくれたように思います。
 話は変わりますが、石原東京都知事の6月定例都議会での「最近、男女の違いを無理やり無視するジェンダーフリー論が跋扈している」という発言が、波紋を広げたとの報道がありました。
 「男と女は同等であっても、同質ではあり得ない。男女の区別なくして人としての規範はもとより、家庭、社会も成り立たない」というこの発言は、私のみならず当然と感じる方のほうが多いと思いますが、全国的にも同様の反対の動きは広がっていると聞きます。
 ことの評価は別として、ここで感じたのは、その時代のリーダーの明確な意思表示は世の中に活発なる議論を誘発し、時々の課題について人々の理解が深まるということです。そして結果的にリーダーに対する苦しいときの世論の後押し、さらには住民の中に厳しい時の我慢の気運をも生み出すのではと思いました。
 したがってリーダーには、はっきりとご自分の意見を大いに発することを望むのであります。当然、我が石川県の谷本知事にも今後残された任期において直面する諸課題に対して強い指導力のもと、明確な意思表示をもって石川県発展のために頑張っていただきたいと考えますが、皆さん、いかがでありましょうか。

(H16.10.1)