■No.26   H16.9.27発


 金沢競馬の若い頃からのファンの1人として私も存続を願っているのでありますが、先日の群馬県の高崎競馬の廃止や岐阜県の笠松競馬の存続が困難な情勢となったとの報道に驚きました。
 金沢競馬では、すでに平成11年から一般会計への繰り入れも出来ず、実質的には赤字、好調な時期に蓄えた基金の残りも県が24億6千万円、金沢市では4億円余りとなり、このままの状況が続くと数年後にはそれも底をつくことが予想され、 昨今の厳しい経済状況、また、レジャーに対するニーズが大きく変化している中、地方競馬の先行きは大変厳しく「市民の税金を投入してまでは」と山出市長が言うのも充分理解できます。
 しかし「廃止を視野に入れる」との市長の発言に、まるで初めて聞いたごとく「真意が分からない」「寝耳に水」と谷本知事が言ったのには、これまた驚きました。 知事も大変心配しているとの話もあとで山出市長からありましたが、それこそ真意のほどが分からないのであり、同じく知事が言った「景気回復局面にあるから収支が均衡するのであれば」というのも全く見当違いな話であり、 多くのファンから希望の多かった場外馬券売り場設置など、何もせず収支均衡を目指すと繰り返し言うばかりでは、万一のとき「知事が方針を明確にしなかったから」と責任が大きく問われるのも当然です。
 もちろん「職員の雇用」の問題は大きく、放っておく訳にはいきませんから、各方面に配慮したつもりなのでしょうか。 しかし、今やらなければならないのは、抜本的な改革案を考える県市共同の組織の立ち上げや廃止も視野に入れての第三者による検討機関の設置だと思います。
 時代はどんどん変わるのですから長く続いた金沢競馬がなくなっても、これは特定の誰かの責任とはいえるものではないと思います。いかにして、上手に幕を引くかが責任者として大切なことと思いますが、いかがでしょうか。

(H16.9.27)