■No.21   H16.6.15発


 スタート当初から小泉内閣では「改革なくして前進なし」という観点から「地方でできることは地方で」「民でできることは民で」という方針を打ち出していますが、 国からの権限委譲、分権の受け皿として果たして地方にその力があるのか、民間に任すことにより国民に不利益が生じないのかという議論は、相変わらず続いているようであります。
 これまで、谷本知事は、三位一体の改革について地方の立場、時には地方の力を積極的に主張されて来たのでありますが、「地方でもできるんだ」と声高に叫んできたように 「民でできることは」という観点からも、民間の力を信じ、「皆んなで頑張って下さい。県も一生懸命応援する。」という叱咤激励と積極的な協力への姿勢がより大切であると考えます。
 しかし、現在、知事は選挙目当てなどということは少しも思っておりませんが、数年前に石川県体育協会の会長に就任され、先般も社会福祉協議会の会長に就くなど数多くの団体の長を務めています。
 たまたま、この2つの団体では、これまで長く民間出身者が会長としてその責任を果たされ、民の力を活用するという点からはとても意義があったものと感じます。 どの団体も厳しい財政状況の中、その行き先に不安を抱え、できれば行政に頼りたいとする気持ちは理解できないわけでもありませんが、知事が会長に就くことには必ず功罪両面があり、地代の流れとは、そぐわない気がしますが、 皆さんはどのようなお考えになるでしょうか。

(H16.6.15)