2011年12月議会
野田政権について
質問
 多くの知事が、野田総理に不満を抱いていると聞くが、全国知事会副会長である知事の思いは。

谷本知事
 リーダーシップを発揮し、地方の意見を十分反映していただけるよう期待している。


ドクターヘリについて
質問
 ドクターヘリについて検討を始めよ。

谷本知事
 県の救急医療体制全体のあり方を議論する中で検討する課題。当面は地上の救急医療充実に力を傾けたい。  


イノシシ肉の利活用について
質問
 安全指針の策定や処理施設をどうする。

佐藤農林水産部長
 食材として利活用できれば狩猟意識の喚起につながる。肉の普及啓発と合わせ、処理施設や指針策定についてイノシシ肉利活用検討会で検討を進めていきたい。


射撃場整備について
質問
 有害鳥獣を駆除する人材育成のため、医王山スポーツセンター内の射撃場が必要だ。

藤原環境部長
 白山市が旧鳥越高原大日スキー場で設置を検討している。射撃場を持たない近隣県の動向を注視していきたい。


教育施策について
質問
 教育施策は、将来の人づくり、国づくり。予算を増額し、充実を図れ。

竹中教育長
 県教育進行基本計画に掲げた目標の達成に向け、必要な施策を進めると同時に、大量退職に備えた教職員の研修充実を図り、教育力の維持向上に取り組む。


文部科学省の施策について
質問
 来年度から障害者スポーツの普及、競技力向上に資する予算措置を行う。障害者スポーツの今後さらなる支援をを求める。

竹中教育長
 健康福祉部や関係機関と連携して、今後も一層の支援に努める。


道徳教材とふるさと教育
質問
 いしかわ版道徳教材の作成方針は。

竹中教育長
 2012年までに作成し、教材を活用し規範意識の醸成、生まれ住む郷土を愛する心の育成図る。

質問
 全国の自治体議員の8割が土曜日の授業を行うべきとの調査結果がある。どのような課題があるのか。

竹中教育長
 県内市町教育委員会から、今のところ土曜授業の要望はなく、人事面での課題も多く、現在は検討していない。


自転車問題について
質問
 自転車は、歩道より車道を走る方が、事故が少ない。県警察の方針を聞く。

藤村警察本部長
 石川県警察自転車総合対策検討委員会を設置し、県内の実情にあった諸対策を推進する。悪質違反については検挙を視野に入れている。

質問
 中高校生のマナーの悪さが目立ち、警察と連携の上、学校での徹底した指導が必要。

竹中教育長
 生徒を事故の被害者にも加害者にもさせないという強い思いで、学校安全の一層の充実を図っていきたい。


F15戦闘機燃料タンクの落下事故について
質問
 県警では現場保存などをせずに自衛田に捜査を引き継いだのではないか。

藤村県警本部長
 警察と自衛隊の犯罪調査に関する協定に基づき、自衛隊が捜査することになった。

質問
 一日も早い訓練再開に向けての条件を示すことが知事に求められている。

谷本知事
 小松市や能美市をはじめ地元の理解を得ることが大前提であり、その意向が最大限尊重されるべきもの。


「最近 意固地では?」
原発対策など 知事の消極姿勢チクリ

 一般質問で紐野義昭氏は、谷本正憲知事の政治姿勢について「最近、意固地になりすぎるのではとの声を聞く」と痛烈に批判した。
 その事例として真っ先に原発問題を挙げ「国の方針が定まらないからと言って結論を出そうとしない。これでは志賀原発周辺市町や心配する住民の不安は募るばかり。積極姿勢が感じなれない」とチクリ。
 続けて原子力防災の不十分さ、毎月定例の記者会見を行っていない遅れた姿勢などを羅列。全国で導入が進むドクターヘリについては「とうとう何もしていないのは石川など5県だけ」。さらに「本当はよく分かっているにも関わらず、他人の意見にはすぐには耳を傾けず、次の展望が見いだされていない」と切り捨てた。
 直球#癆サに谷本知事は苦笑したり、首をかしげたり落ち着かない様子。虫の居所が悪かったのか、それらの批判には触れず答弁を淡々と切り上げた。
 (室木泰彦)

 (H23.12.7 北陸中日新聞より)


「意固地」はどっち?

 紐野氏は質問の冒頭、「谷本知事は最近、意固地になりすぎている」と知事批判を展開した。自身が何度も求める定例会見やドクターヘリの導入、地域防災計画の見直しが進んでいないと指摘し「本当はよく分かっているのに他人の意見に耳を傾けず、次の展望が見いだせていないのではないか」と皮肉を込めたものの、事前の通告がなかったため、知事の答弁はなし。終了後「答えがなくても毎回聞く。嫌がらせみたいなもん」と鼻息を荒くしたが、同僚議員からは「意固地はどっち?」との声も。

 (H23.12.7 北國新聞より)