2010年12月議会
県都金沢市との連携について
質問
 今後の県都金沢市との連携について知事の思いを聞く。

谷本知事
 北陸新幹線金沢開業に向けた準備などに、連携し事に当たっていきたい。


北陸新幹線について
質問
 北陸新幹線の早期開業、金沢以西の早急な認可を求めよ。

谷本知事
 一日も早い開業、以西への早期の全線整備、並行在来線対策について沿線各県の連携を密にし、国に対して強く働きかけたい。  

質問
 並行在来では、ダイヤ編成などの課題をどのように整理、把握していくのか。

谷本知事
 並行在来線の安定的な経営のために国やJRの支援と協力を得る必要がある。並行在来線担当課も立ち上げる。


財政問題について
質問
 北陸新幹線や新県立病院の建設費など多くの大規模事業が控える中、予断なく行財政改革に取り組むことは当然。

谷本知事
 今後五年間の累計で二百九十億円の収支不足を生ずる。選択と集中で長期構想の八つの重点戦略の施策を着実に進める。

質問
 将来の県勢発展に寄与する事業に予算計上が行われるべき。

谷本知事
 石川の個性に磨きをかける施策、活力あふれた人づくりにしっかり取り組みたい。

質問
 行政刷新会議が行った事業の再仕分けの県財政への影響は。

谷本知事
 地域イノベーションクラスタープログラムの、再仕分けでの廃止は理解しがたい。県や団体等の来年度予算や事業執行に影響が出る。


観光振興策について
質問
 「STEP21」の基本戦略である観光誘客の拡大について。

谷本知事
 新幹線開業は首都圏からの誘客のチャンスであり、「新ほっと石川観光プラン」に新たな事業と具体的な数値目標を盛り込む。

質問
 冬場に減少する本県の観光誘客への対策は。

蟹由観光交流局長
 海外に温泉や食など冬の魅力を発信し、一年を通じて来県いただけるよう観光石川を積極的にPRしたい。

質問
 産業観光の現状と今後の取り組み方針は。

蟹由観光交流局長
 伝統工芸や食品など、本県の強みを生かした石川ならではの産業観光を推進したい。


小松空港について
質問
 新幹線開業に伴う航空機の利用促進、確保への取り組は。

谷本知事
 小松空港が日本海側の拠点空港としての役割を果たすよう競争力の向上、利用促進に取り組んでいきたい。

質問
 羽田空港の国際ハブ化の影響をどう認識しているか。

谷本知事
 成田やソウル、上海に加えて小松空港とつながる国際ハブ空港が誕生。競合はあるが、利用促進にしっかり取り組む。

質問
 カーゴルックス航空の北米瓶の開設には県の支援が必要だ。

植村企画振興部長
 貨物空港としての拠点性が高まることから、就航に向けた支援についてカーゴルックス航空と協議を重ねたい。


土木行政について
質問
 主要地方道金沢井波線の全線供用開始の時期と、その効果は。

植田土木部長
 新幹線金沢開業までに全線の整備完了を目指す。石川、富山の広域観光圏の形成に大きく寄与するものと期待。

質問
 無電柱化事業は、積極的に取り組むべき。

植田土木部長
 昨年度からの5カ年計画の2割が完了した。地元住民とも連携を図り、全国に誇れる美しい町並み景観の創出に努める。

質問
 厳しい経営環境にある地域の中小業者の建設業者にも、経営環境にも配慮した予算確保をすべき。

植田土木部長
 生活道路でのふたつき側溝や消雪装置の整備、河川の堆積土砂の除去など地域生活に密着した事業も盛り込んでいる。


商工労働行政と産業革新戦略について
質問
 景気回復に向けて経済・雇用対策にどう取り組むのか。

谷本知事
 雇用では、特に雇用環境が厳しい若者の就職活動を支援するため、いしかわ若者就職バックアッププログラムをお願いした。

質問
 年末に向け、資金繰りの悪化による倒産の急増を危惧するが。

桶屋商工労働部長
 県内三カ所で地区別制度金融説明会を実施し、緊急経営安定支援融資や借りかえ融資等について周知。年末特別相談窓口を開設し、資金需要の対応に万全を期す。

質問
 中心市街地や商店街の活性化に対策は。

桶屋商工労働部長
 昨年度商業活性化推進基金を五億円増額し二十億円とし、運用益を活用し今年度、県内二十二のイベント事業、にぎわいづくりなどに市町と連携して支援。


農業行政について
質問
 戸別所得保障制度の導入に伴い、農家が安心してコメ作りをはじめ農業に取り組めなくなるのでは。

谷本知事
 安心して農業に取り組める環境づくりが重要。


福祉行政について
質問
 特養ホームの定員が不足しており、増床を進めよ。

木下健康福祉部長
 今年度、広域型特養老人ホーム90床、小規模ホーム145床を整備する。

質問
 児童虐待の現状とその防止策、防止体制は。

木下健康福祉部長
 保健師等によるこんにちは赤ちゃん事業やマイ保育園登録事業や今年度から子育て家庭保育士訪問サポート事業により保護者の育児不安の解消に努める。各種研修会や児童相談所OBの派遣を行い市町担当職員の資質向上、相談体制の強化を図る。


環境問題について
質問
 COP10のクロージングイベントに何を期待。

谷本知事
 石川から持続的な生物多様性保全に向けた力強いメッセージの発信、里山里海の利用・保全に向けた取り組み、魅力を世界に発信をしたい。


金沢競馬の先行きについて
質問
 基金残高がある間だけは金沢競馬は存続するのか。

谷本知事
 雇用の問題もあり可能な限り事業を維持したい。税金の投入は県民の理解が得られない。今後のあり方について最終報告や県議会の意見を聞き判断したい。


教育問題について
質問
 父母負担の公立高校と私立高校との格差解消は。

谷本知事
 授業料減免制度の支援対象を見直し、年収三百五十万円未満の世帯については一律に全額免除の対象となるよう拡充した。

質問
 石川のスポーツビジョンの中にある基本目標の進捗状況は。日本スポーツマスターズ大会の成功への意気込みは。

竹中教育長
 生涯にわたりスポーツに親しむことができる社会の実現と県民に夢と感動を与えてくれる競技スポーツの振興に努める。
 おもてなしの心でお迎えし、参加選手や大会関係者の皆さんの記憶に残る大会となるよう臨んでいく。

質問
 中学生の利用は個人、団体とも小学生の10%程度。理科への関心を持ってもらう必要があり、プラネタリウムを初め施設の整備やプログラムの拡充が必要。

木下健康福祉部長
 子供たちが科学の楽しさ、おもしろさを実感できるよう、必要な施設整備を行い、産学官連携のもと創意工夫のある事業実施に努める。

質問
 伝統文化が集積を次代へ承継するため積極的に取り組むべき。

三国県民文化局長
 市町や関係団体と連携の上、積極的に取り組んでいく。


警察行政について
質問
 年末に向けて県民の安全・安心のための取り組みを。

藤村警察本部長
 年末年始特別警戒取り締まり及び交通安全県民運動を展開し、犯罪や交通事故の抑止に全力を挙げる。


原発問題について
質問
 原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法延長、拡充は本県にとって必要。

谷本知事
 全国知事会議において法律の延長、対象事業の拡大などについて要請。