一般質問 H19.12.11



2007年12月議会
福田内閣の予算方針について
質問
 福田首相が示した「平成20年度の予算編成の基本方針」について、知事の感想を聞く。

谷本知事
 地方税、交付税等の一般財源の総枠が確保されることが大切。


行財政問題について
質問
 当初予算編成では、厳しいシーリングを設定している中、新長期構想など重点戦略に対応できるのか。

谷本知事
 特別枠を付与し、選択と集中を念頭に置いた予算編成とする。

   
 

角田総務部長
 真に必要な事業に限って要求枠を付与した。


航空行政について
質問
 地方空港への外国航空会社乗り入れが原則自由化となった。小松・バンコク路線の航空会社の絞込みは。

荒井企画振興部長
 航空会社の保有する機材の状況、就航先からの乗り継ぎネットワークなどの情報について調査をする。

質問
 新規航空路線開拓に対する県の方針と知事の熱意を聞く。

谷本 知事
 台湾便の円滑な就航に向けて鋭意取り組むと同時に、ソウル便、上海便の利便向上についても、国などへ働きかける。

質問
 成田便の2便化に対する期待が大きい。積極的な働きかけを行う必要がある。

荒井企画振興部長
 これまでと同様に、引き続き航空会社に要望していく。


金沢港におけるコマツ新工場の建設に関連して
質問
 県外から下請け企業が進出した場合、地元関連企業と競合したり、圧迫することにならないのか。

高本商工労働部長
 県内コマツ関連企業の分野には影響しないと考えている。

質問
 県内企業が、移転ということになれば問題が生じる。交通整理をしながら、関連工場の誘致を図る必要があると考える。

高本商工労働部長
 南加賀地区の空洞化はもたらさない。したがって県外からも積極的に誘致を進めたい。


後期高齢者医療制度について
質問
 2008年4月から75歳以上の高齢者を対象に導入される新しい医療保険制度について、所見を聞く。

谷本知事
 国の負担を単に地方や高齢者に転嫁することがあってはならない。

質問
 県独自の財政措置が期待される。

森健康福祉部長
 今後の予算編成の中で検討していく。


動物愛護に関連して
質問
 県内における危険な動物飼育の実態及び安全管理、飼い主のマナー向上に対する取組みは。

森健康福祉部長
 市町に無許可飼育防止について広報説明の徹底を求めた。

質問
 保健所での犬と猫の引き取り有料化に対し、所見を聞く。

森健康福祉部長
 適正な手数料で一層の引き取り数の抑制を図る必要がある。

質問
 引き取り有料化の開始時期は。

森健康福祉部長
 来年の検討会で計画案をまとめる。時期は確定していないが、ある程度の周知期間が必要となる。

質問
 猫の不妊、去勢手術の普及啓発はどのように進めていくのか。

森健康福祉部長
 動物販売業者、獣医師、愛護団体、市町を通じて行っていく。


改正建築基準法の施行に関して
質問
 今年6月、耐震偽装事件の再発防止を図るため、改正建築基準法が施行された。全国的に確認申請手続きが大幅に遅延し、建築着工が激減しているが。

小間井土木部長
 全国では30%減、本県は19%減、10月に入り暫時回復傾向。

質問
 法施行の円滑化に向けて、どのような対策をとり、また、市町をはじめ関係方面にどのように指導をしているのか。

小間井土木部長
 関係各方面へ説明会、事前相談をしてきた。今後は、建築確認の円滑化を図るための連絡協議会を12月中に設置する。建築確認を行うことが出来る「特定行政庁」の県と金沢、小松、白山、七尾、加賀、能美の六市、建築関係団体で構成する。

質問
 工事の着工遅れ等による中小企業関連の資金繰り対策については、万全のセーフティネットを講ずる必要がある。

高本商工労働部長
 11月27日付で建築工事業、大工工事業などの15業種を信用保証協会のセーフティネット保証の対象とした。


大型店の立地に関して
質問
 大型店出店に際し「広域調整」に乗り出せ。

小間井土木部長
 改正都市計画法に基づく広域調整は、需給調整や既得権擁護にならないよう国が運用指針で求めており、騒音悪化や交通渋滞の激化など都市環境への影響の観点から判断する。

質問
 広域的な商圏を設定している大型小売店に対するガイドラインの策定に、取り組むべき。

高本商工労働部長
 改正都市計画法で郊外立地に規制がかけられ、上乗せする形で一律に一定規模以上の大型店立地を規制するガイドラインを設けることは、市町が主体的に行う街づくりに影響を与え、望ましくない。


教育に関して
質問
 全国学力テストの意義、又結果についてどう思うか。

谷本知事
 学力の到達度を把握し、教育施策の成果と問題を検証し、各学年における指導の改善、充実に生かすこと。さらなる学力の向上に向け、より一層の取り組みを期待している。

質問
 少人数学級への要望が各方面から出ているが、金沢市では多人数学級の方が成績は良かったようである。

中西教育長
 県教委において調査結果の分析、考察を行っている。

質問
 市町における「図書購入」及び「本離れ」についてどのように状況把握しているのか。

谷本知事
 憂慮すべき課題、保護者や教員らの取り組みを増やすことが大切。

   
 

中西教育長
    一校当たりの蔵書冊数は全国平均を少し下回ったものの、図書購入費は上回った。    本離れについては、学年が上がるにつれてその傾向が見られる。各市町では読み聞かせや読書感想文コンクールなどに力を入れており、今後もさらなる指導に取り組みたい。

スポーツに関して
質問
 国体での好成績に対して、感想を聞く。

谷本知事
 高く評価する。今後県総合スポーツセンターを活用し、更なる競技力向上を目指す。

質問
 今後の競技力向上対策について所見を聞く。

中西教育長
 様々な工夫を凝らし、一層の向上を図る。

質問
 障害者スポーツの充実へ、専任の指導員を配置すべき。

中西教育長
 指定管理者候補の一員である北陸体力科学研究所が指導員を中心に全職員対象の研修を実施し、誰もが支援できる体制をとる。