副議長選挙で一票を投じるひもの県議(後ろは善田議長)



2001年9月定例議会
知事の目標
質問
 どのようなタイプの知事でありたいと考えるのか。
谷本知事
 県政発展のために改革すべきはしっかり改革をし、後世に伝えるべきはしっかりこれを後世に伝えていく。

県民への発信
質問
 小泉内閣メールマガジンのご感想を。
谷本知事
 県政と県民の距離をさらに身近なものにするという意味において、大いに採用されてしかるべき。

提案への対応
質問
 メールで寄せられた意見、提案にはどのようなものがあったのか。また、実現に向け努力をしていくおつもりか。
谷本知事
 速やかな対応を図っているところであり、現に施策化したものもある。

新行革大綱
質問
 新しい行革大綱では、何をこの中で見据えていくつもりか。
谷本知事
 地方分権の時代における地域づくりの担い手として、国に依存することなく、そのための新しい仕組みを構築していく。

胎児への支援
質問
 胎児を制度的に保障することについて知事の意見は。
濱名健康福祉部長
 子供の健やかな成長のためには胎児のときから健康に育つように支援することが重要であり、国において今後どのように検討されるのかをその推移を見守ってまいりたい。


乳幼児医療費の助成拡大
質問
 早期実現と現物給付についての考えは。
谷本知事
 スタートは来年の10月からとなるが、国民健康保険負担金が減額されるデメリットがあり、現物給付は困難であり、所得制限の段階的導入を検討する。


産業廃棄物税
質問
 環境配慮型社会への移行に向け、導入を検討せよ。
谷本知事
 税逃れの不法投棄や県外への移動が起きる恐れがあり、十分掘り下げた議論が必要。


自殺抑止
質問
 行政レベルでの防止策、遺族へのケアを充実せよ。
濱名健康福祉部長
 心の健康センターなど県施設や金沢心の電話など民間団体が悩み相談に応じている。遺族には県女性センター内の悲しみ110番ネットワークで対応している。


中小企業再生
質問
 中小企業再生支援プログラム認定を受けることができなかった場合、みずから企業の経営状況の厳しさを外部に示すことのリスクについての考えは。
谷本知事
 守秘義務が課せられ、相談内容とか経営内容などが外部に漏れることはないと考えるが、慎重を期したい。


新しい観光形態
質問
 グリーンツーリズムをどう考えているか。
谷本知事
 今年度、設置する懇話会の意見を集約し、県独自の方向性、戦略、役割分担などの推進方策を策定する。


ポスト緑化フェア
質問
 フェア開催後のビジョンは。
福本俊明土木部長
 緑のインストラクター(仮称)などを設けて、動植物、歴史などの専門的な知識や技術を学んでもらい金沢城址など都市公園で活動してもらう。


記者コラム

 21日の代表質問で3選出馬を表明した谷本知事に3期目の意欲や重点施策を問う質問が集中したが、知事は「地方分権型社会の実現が私の政治目標」との答弁を繰り返し、具体的な施策は示さなかった。
 北野氏は「情報公開の浅野史郎宮城県知事、生活者起点の北川正恭三重県知事、現場に飛び込む田中康夫長野県知事」などと他の知事の特色を列挙し、谷本知事にも独自の政治手法を求めた。紐野氏も北川知事ら改革派と呼ばれる知事名を挙げ、目指す知事像や知事の「看板施策」を尋ねた。
 これに対し谷本知事は「いろんなタイプの知事が誕生するのは地方分権時代の到来を意味する」と受け流し、目指す知事像を「県民に身近な存在であること」との持論を述べた。さらに具体的な看板施策は示さず「一つ一つの課題にこつこつと取り組むことが大事だ」と抽象論で交わした。
 このほか、上田氏が「"平均台"ではなく大道を歩けばどうか」と暗に自民寄りの姿勢を求め、北氏が肥大化する行政の見直しなどを要請。庄源氏は「多くの懸案に道筋を付けた手腕を評価する」と持ち上げるなど、知事への注文や期待が乱れ飛んだ。
(H13.9.27 北國新聞より)