1996年3月議会
北陸圏明確化へ
質問
 地域振興の戦略として北陸圏と北信越ブロックの連携を明確化するため、県から行動を起こし、国に追随するくらいの気構えを持て。
谷本知事
 北陸圏はもちろん、衆院選比例代表ブロックとなる北信越は今後、重要性が高まる。北経連、商工会議所とも連携して積極的に取り組みたい。

私学助成
質問
 生徒急減期にある私学に対し、助成などの制度の充実を図れ。
古谷総務部長
 国に経常費補助金の上乗せや新制度創設を求めていきたい。

専修学校への支援
質問
 私立専修学校はあらゆる形で生活に密着した人材を送り出している。経営健全化、教育環境向上のため、経営費補助金を大幅に拡充せよ。
谷本知事
 専修学校の果たす役割は重要であり、従来から国に先駆けて支援している。

信用組合の経営状況
質問
 経営の効率化、健全化への指導をいかに考えているのか。
谷本知事
 県内信用組合は経営基盤が小さく環境は厳しい。県の検査指導部門を強化していく。不良債権は経営健全性を阻害するまでは至っていない。ディスクロージャー(経営内容の情報開示)については、早期開示が望ましく、国の基準は平成10年3月までだが、業界は繰り上げる方向で検討している。

記者コラム:行政の腰は重く・・・

 トップバッターの紐野氏は「太平洋側に偏った基盤整備を改めるため、県は太平洋側と一くくりの中部圏にとらわれずに、戦略を練るべき」と説き、新たな地域連携軸の確立を求めた。谷本知事は北信越の連携に取り組む姿勢を示したが、具体的な対応には踏み込まず、継続を尊ぶ行政の腰の重さは相変わらず。