1995年9月29日
防災ヘリの基地
質問
 常駐基地は人口の多い金沢周辺が敵地と思うが、導入について県の考え方は。
古谷総務部長
 敵地の要件として@24時間運航可能A機体重量制限のない十分な舗装B県警ヘリポート(河北潟近く)と分散−の3点が考えられる。
新設すると環境調査や諸手続きに3年かかるが、9年度運行開始を最優先し、小松空港が妥当と考える。管制上や夜間の問題が大丈夫であり、今、防衛庁や運輸省と協議したい。


防災ヘリの民間委託について
質問
 防災ヘリの運行は民間に委託するのか。
古谷総務部長
 検討委員会で詰めたい。民間委託は緊急対応や代替機確保を行いやすい点を考慮する。

行政情報の公開について
質問
 県民にとって窓口が分かりにくく、一元化すべき。
古谷一之総務部長
 広報公聴機能の充実策として行政広報室と広報室を合わせた行政情報PRセンターのような総合窓口を検討する。
山岸勇県民生活局長
 パソコン通信やインターネットなど多様な媒体を活用して積極的な広報に努めていきたい。

インターネットについて
質問
 インターネットの加入を啓蒙すべきだ。
坂本企画開発部長
 県の高度情報化推進に合わせて市町村に活用を促したい。

記者コラム 知事の気持ち乱高下

◇開会早々、審議中断という波乱含みで始まったこの日の予算特別委。コンサートホールの駅前立地に反対する同僚の期待にこたえ、自民党の"止め男"ぶりを発揮した吉田氏が、谷本知事に「自己認識と責任を」と求めれば、続く一川氏は「しっかり自信をもって」とすかさず助け舟。
◇午後からは、紐野、米田両氏がコンサートホールに関する知事答弁が「トーンダウンしたよう」と"中段効果"を指摘したのに対し、和田内氏は初日の本会議開会を遅らせた自民の対応を「おかしなこと」と皮肉たっぷりに切り返し、非自民九会派で衣替えした県政連絡会議の連携ぶりを見せつけた格好に。
◇谷本知事の気持ちも、先の為替相場のように"乱高下"したようだが、そこは「議場外で語り合うことも大切」と、散会後直ちに自民県議団に招かれて金沢市内の料亭へ。「意義ある議会になりつつある」「知事と第一党の自民と力を合わせることが大事」などあいさつを受け、こんな日に「初めて招かれた」(知事)にしては、ムードは終始和やかだったよう。
◇もっとも、県政の主導権を取り戻したい自民、2年半後に改選を控える知事にしても「お互い、腹の内はまだ見せ合えない」(ある県議)
(北陸中日新聞より)