1995年3月定例議会
コンベンションの誘致について
質問
 コンベンションを新しい産業として取り組め。
谷本知事
 コンベンションは観光産業の面でも大きな意味を持ち振興に努力する。

大型コンベンションセンターの建設
質問
 コンベンションセンターを金沢城跡地に建設してはどうか。
谷本知事
 都心地区整備構想検討委での議論を期待する。

信用組合に不安がある
質問
 県内信組の経営状況は。
谷本知事
 健全経営を維持している。金融の自由化で経営を取り巻く環境は厳しくなるが、健全性を損なう恐れはない。

遅れている本県での医薬分業?
質問
 医薬分業の推進を図れ。
寺西盛雄教育長
 県薬剤師会に処方箋受入体制の一層の整備を求める。

記者コラム

 3日の議会では、論戦外で自民党が活発に動いた。一般質問は紐野氏一人だったが、昼の休憩時間には「久しぶりに開く」(福村章県連幹事長)八役会で「反党的に映る」(県連幹部)坂本系への対応とう党内の懸案処理にかかった。
まず旧連立側推進候補の支援に出向いた同系列県議を含めた若手らを個別に役員室に呼び込む"瀬踏み"作業にはいったもよう。
翌年4月の臨時議会で杉本勇寿出納長の問責決議を可決させたが党内には再任の賛否が分かれ、態度保留も多い。最終判断は「執行部の提案後」の方針としたが、最終日(15日)に向け、数を読めるほかは執行部ともども疑心暗鬼が続く?

記者コラム 県議選控え低調議会

 一般質問日とあって、論戦が期待されたこの日は本会議だが、何と言っても県議選前の議会。質疑は淡々と進み、センセイたちはうわの空で、予定表とにらめっこ。連日の前哨選の疲れや夜の集会に備えてか、目を閉じてコックリする姿さえ。本会議中座も頻繁にあり、議場外ではあちらこちらで情報を交換。最後の質問者の時には、定数47に対し議場に残っていたのは29人と気もそぞろな「低調議会」を象徴した。
(北陸中日新聞より)

記者コラム 薄味答弁でお茶濁す?

 当初県議会は序盤の論戦を終えたところで、県議控室では谷本知事の答弁をめぐる詮索がかしましい。いわく「自民党の質問には薄味な答弁でお茶を濁しているんじゃないか」(自民県議の一人)。それというのも3日の一般質問に立った自民党の紐野義昭氏に対する県側の答弁時間はわずか11分。これに対して、谷本県政を支える会のメンバーである長井賢誓氏に対しては20分、庄源一氏に31分、稲本孝志氏にも31分かけ、この時間差を指して「答弁に差をつけている」といいたいよう。もっとも、紐野氏は「この先の激しい選挙戦を考えれば、互いに気もそぞろではありますが」と切り出し、質問自体をわずか16分で切り上げたのであり、県幹部に言わせれば「質問に見合った長さだった」。当の支える会側も「時間が長いからといって初めて聞く話が多いわけでもない」(新生県議)と、えこひいき説を否定する。それよりも、「あれやこれやで忙しかった」という自民県議の空席が目立ち、午後はわずか31人で再開したほど。とどのつまりは論戦全体が低調ムードということか。
(北國新聞より)