拝 啓

 新年度を迎え、皆さまには何かとお忙しいこととは思いますが、ご家族おそろいで、健やかにお過ごしのことと存じます。
 私も今般、はからずも自民党石川県連幹事長と金沢支部長を拝命し、その重責に身も引き締まる思いでありますが、誠に名誉なことであり、これも日頃よりご支援、ご協力を頂いている全ての皆さんのお陰と心より感謝申し上げたいと思います。
 さて、昨年3月に発生しました東北大震災から1年余りが経過しましたが、その復興・復旧については、未だ充分とは言えない状況にあることはご承知の通りであります。私も何度か現地を訪れて、実際にその状況を目の当たりにしてきましたが、「ガレキ処理」はもちろんのこと、全ての国民の支えと強い政治指導力により被災をされた皆さんが、一日も早く元の生活に戻れることを切に望みたいと思います。
 民主党への政権交代から3年近くがたち、現野田内閣では、消費税の値上げ問題やTPP問題、さらには北朝鮮を始め海外の国との関係に苦しんでいるのでありますが、一番の大きな問題は、小沢問題を始めとして民主党内をまとめきれないでいることであり、いまだ政党の命ともいえる綱領さえ明らかにできない、政権奪取さえできれば後のことは何も考えていない集団であることを象徴していると感じます。このことは、鳩山、菅両内閣でのつけがまわっている結果でもあり、野田首相には少々気の毒な気もしないわけでもありませんが、もし、このまま指導力不足が解消されないならば、国民の政治への不信感は益々大きくなるばかりであります。しかし、国民からの自民党への期待の声も決して大きくはなく、自民党国会議員の皆さんには、もっと頑張っていただかないといつ間にやら、日本の国がなくなってしまったということになるのではと心配になります。近く予想され常在戦場でもある解散総選挙では、石川1区の馳代議士を始め県内全ての小選挙区での完全勝利、さらに来年夏の参議院選挙でも議席奪還、勝利を目指し、また石川県政では谷本知事も折り返しの2年が過ぎ、改めて知事と自民党との距離感やこれまでの県政の中身を検証しなければならないと考えています。
 いずれにしろ、政治は皆様の声を反映したものでなければ意味はなく、暮らしと政治をいつも身近に結びつけ「家庭の中の率直な声を県政に届ける」ことが私に与えられた仕事であります。これからも、地域の発展はもちろん、街づくりや中小企業対策、教育・スポーツ・音楽・国際交流さらには福祉・環境問題等、多くの課題に向かって、力一杯前進していくと共に、「皆様に喜んでいただける仕事をしたい」と言う言葉をつぶやきながら、皆さんと一緒に努力を続けていきたいと存じますので、引き続きのご指導、ご鞭撻を心よりお願い申し上げご挨拶と致します。 どうぞ宜しくお願いいたします。

敬 具
平成24年 5月

石川県議会議員
紐野義昭