ごあいさつ
   

拝 啓

 皆さまには、ご家族お揃いで健やかにお過ごしのことと存じます。日頃より、叱咤激励と温かいご声援を賜り、本当にありがとうございます。
 昨年は、新潟、福井、冨山など、石川県から近い所で豪雨、台風、地震などによる災害が多発し、犠牲になられた多くの方々にお悔やみを申し上げますと共に、被害に遭われた方々に対して心からお見舞い申し上げます。
 日本では混迷が依然続く中、諸情勢の厳しさと先行きの不安は変わらず、経済は堅調に回復という政府の言葉もむなしく響くばかりであります。
 僅か10数年前には、21世紀は日本の時代と言われたのですが、最近は社会の様々な面で翳りが見えています。それは急速な少子高齢化の進行、国際競争力の低下、さらには日本人のアイデンティティ、つまり日本精神、仏教、儒教、武士道、侘び寂びの心を指すのですが、これらが日本人の心の拠りどころでなくなったとの指摘にあると考えます。
また、「日本人に危機意識が欠けている」と外国人からは指摘されるのですが、わが国の経済がかつての勢いを取り戻し、本格的な成長軌道に再び乗れるか否かは、今が正念場と言われます。
 さて、石原東京都知事の発言が、時々波紋を広げているようですが、ことの評価は別として、その時代のリーダーの明確な意思表示は活発なる議論を誘発し、人々の理解が一層深まり、世論の後押し、さらには住民の中に厳しい時の我慢の気運をも生み出すのではと思いました。
 今年は小泉総理や谷本知事、山出市長をはじめ、政界のリーダーの方々には、はっきりとご自分の意見を発することを望みたいと思います。
 いずれにしろ、政治は皆様の声を反映したものでなければ意味がなく、暮らしと政治を結びつけること、「家庭の声を県政に伝え、実現する。」ことが私の役割だと考えます。
 今年は酉年でありますが、これからも「皆様にお役に立てる仕事をしたい」という言葉をつぶやきながら皆様と一緒に大きく飛躍を期したいと思います。
 それでは、ご自愛を心よりお祈りしつつ、引き続きのご支援ご指導をお願い申し上げ、新年のごあいさつと致します。

敬 具
平成17年新春

石川県議会議員
ひもの義昭