ごあいさつ

拝 啓

 格別暑かった今年の夏もようやく一区切りといったところでありますが、皆さまには、いかがお過ごしでしょうか。ご家族お揃いで、益々お元気のことと存じます。
皆さんには日頃から何かとお世話になり、心より感謝申し上げます。私も県の監査委員の仕事もあり、忙しいとはいうものの、お蔭さまで毎日元気一杯で奔走しています。
 アテネオリンピックが開催中ですが、水泳、柔道などの競技で日本選手は大活躍、日本中が大いに盛り上がっており、イラクや北朝鮮の問題も影が薄くなったようです。
しかし、オリンピックも平和があってこそであり、一日も早い問題解決を期待したいものです。
 さて、7月11日には、参議院選挙が行われました。石川県では、皆さんのご支援のお蔭で岡田直樹さんが当選をさせていただきましたが、県内の比例代表選挙も含め全国では自民党は大変苦戦いたしました。このままでは先が思いやられますが、今こそ、誰にでも理解してもらえる再生を自民党が目指すべきであります。
まず取り組まなければならないことは、政治が先頭に立って我が国の行く末の不安を取り除くことです。かつて、実力と信じて疑わなかった日本の経済力がまさにバブルであった、さらには、これまでの景気対策が充分効果を発揮せず、不況の原因は一層根深いことが明らかになったこと、先端技術の分野で再びアメリカに大きく水を開けられ、中国やアセアン諸国の急速な台頭に伴い、国際競争力が低下し、世界市場からは後退という現実がありますが、これらによる現在の自信喪失もまた行き過ぎであると思います。
 第二次世界大戦で、我が国は、どん底を味わったのにもかかわらず、国を挙げての血が滲むような努力の結果、世界中が驚く速さで目標をのぼりつめ、資源も無い中で先進国の仲間入りを出来たのは、ひとえに日本国民の真の力以外の何者でもありませんでした。 しかし、努力を怠れば、たちまち転落することは当然です。
ここでもう一度、一から出直す覚悟で努力すれば、新しい「強い日本」の実現が可能であると思います。
 しかし、これまで小泉総理は、国民に全体のイメージを明らかにせず、総論よりも一つ一つの改革を積み重ねていくという手法でここまで進んできましたが、これでは国民の理解を得るような議論は期待はできません。やはり、きちっとした議論があってこそ、初めて国民も我慢をしたり、後押しをしてくれるのではないでしょうか。
 私もいつも申し上げているとおり、政治は皆さんの声を反映したものでなければ意味はありません。県政においても暮らしと政治を結びつけること、つまり「家庭での声を県政に届ける」ことを目指し、これまでと同様に皆さんと一緒に歩んでいきたいと考えていますので、引き続きのご支援ご指導をお願い申し上げます。

敬 具
平成16年8月

石川県議会議員
ひもの義昭